やっぱりホリデーは楽しい
いよいよ今年も残りわずか。 皆さまのクリスマスは如何でしたか? 日本とアメリカではクリスマスの意味合いが違うので、過ごし方もまた違ったのではないでしょうか? 日本では若い男女はデートをしますよね。 それも、ちょっと奮発したデートをしていたと思いますが。 思い出します、日本でのクリスマス。 ちょうど年頃のクリスマスに彼氏がいないとなると、職場から自宅に帰るまでの電車の中で、かなり気まずい思いをした事を、昨日のように思い出します。 年頃の人たちはカップルとして所々にいて、「これからルンルンします」って感じで楽しそうだった。 同じ電車に、同じいい年頃の私は1人で帰宅する所でした。 彼氏がいないと思われるのが悔しかった私は、会社帰りにケーキ屋さんに立ち寄って、何人前かのケーキを買って、さも「これから自宅デートなの」...と言う雰囲気を演出して帰った事がありましたねぇ(涙)。
今年の私も彼がいないが、アメリカですから、堂々と友人らとクリスマスディナーを楽しみました。 彼がいたところで、彼は彼の家族のもとに、私は私で家族と、と言うのがアメリカのクリスマスの過ごし方なので、あんまり変わらなかったでしょう。 今年は私の友人の誕生日と言う事もあって、バースデイ クリスマス ディナー となりました。 ちょっとアメリカの伝統料理ではなかったけれど、豪華な感じになったと思う。 クリスマスといったらチキンかなと思って、私はチキンを料理しました。 チキンで思い出しましたが、私は幼かった頃に、毎年のようにマミィーがケンタッキー フライド チキンのバスケットを、クリスマスディナーとして買って来ていた事を。 だから、アメリカに来た時に、アメリカの人々もケンタッキーのチキンを食べる物と勝手に思い込んでいたので、実際に食卓に並ぶ料理が違った時は、少し残念に思いました。 アメリカの家族に日本ではケンタッキーのチキンを食べる人が多いと言うと、不思議がっていました。 「何でファーストフードの鶏肉を食べるのか」と。 やっぱり宗教上、特別な日となるクリスマスにファーストフードはないですよね。
クリスマス プレゼント は現金をもらいました。 これ、一番いいかも知れない。 好きなように使えますからね。 今年は私の家族みんな、私が春に日本に帰るのを知っているので、日本に帰ったときに使ってほしいと言って現金をくれたのだ。 なんてスイートなの? 確かに日本は何でも高いから、20万円ぐらいはすぐに飛んでしまうだろう。 そんな事は承知の沙汰だから、2年かけてちょこっとづつ貯めました。 そして、何よりのプレゼントだと思ったのは、私の幼い弟と妹からのクリスマスカードだ。 それぞれが一つずつカードを書いて送ってくれたのだ。 二人とも子供らしいぐちゃぐちゃの字ながらも、I Miss You, I Love You って書いてある。 なんてキュートなの? しかも、クリスマス当日に電話をかけて来て、電話の向こうで 「We Wish You a Merry Christmas」を歌って下さったかわいい天使たち。 心がポカポカ暖まりましたよ。
自分へのクリスマス プレゼントは車のタイヤと、オイル交換と、ウィンドウワイパーの交換と、車の物になりました。 どれも皆必要なものだったので、ほしくて買った訳ではなかったのが残念でしたが。 6年も乗っている今の車に、初めて新しいワイパーを取り付けました。 6年間も良くもってくれたな。 新しいワイパーの仕事っぷりを見たくて、早く雨が降らないかなーっと、雨があんまり降らないサンディエゴで願っていたら、昨日降ってくれました。 古かった今までのワイパーと違って、あまりにも綺麗に水気を払ってくれるので、痛い出費もほんの一瞬、喜びに変わりました。 生まれ変わりを信じる、根っからの仏教徒の私も思わず、「サンキュージーザス!」って感じでした。 恐るべし、クリスマスパワー。
ディナーが終わってから友人と私の4人で、サンディエゴのポイントロマと言う住宅エリアの、クリスマス イルミネーションが綺麗な場所へ見学に行きました。 アメリカではサンクスギビングが終わったあたりから、自宅の玄関口エリアから家全体を、綺麗なライトのイルミネーションでデコレートをする人がいるのだけど、中にはしない人もいる。 だから、運転していても、デコレーションしている家と、そうでない家、デコレーションとも言えないお粗末な「ちょこっと電球」な家があったりと、かなりバラつく。 ここの家は気合が入っているなって思わせる家のデコはとても綺麗です。
「グリンチ」って言うアメリカの映画をご覧になった事があるでしょうか? ジム キャリーが緑色の人種役?で出ている映画です。 その映画で出てくるクリスマスデコレーションがとても綺麗なんですが、あのようにご近所中みんながデコレーションをするととても綺麗になるんでしょうが、なかなかそう言った所は無いんです。 だけど、私たちが行った場所は、10件ほどの家が皆デコレーションしていて、その一帯だけが綺麗なライトの町のようになっていたんです。 しかも、それぞれが思い思いの個性的なデコをしているので、見学している私たちも違った演出を楽しむ事ができます。 きっとそこにお住まいの人々は、次から次にやってくる見学者を楽しませる為に、毎年思考を凝らしているんでしょう。 なんて憎い演出。 この中の一件でもデコレーションをしなくなっては、「ライトタウン」って感じではなくなります。 是非来年も、再来年も私たちを楽しませてほしい。
上写真は見学をした内の一件が飾っていた、クマのデコレーションだ。 左端はクマがスキーをしている所で、その右2匹は親子グマ。 その周りをライトのカーペットが敷き詰められている。 本当はご近所全体を写真に収めたかったのですが、私のカメラでは旨く綺麗に撮れなかったので、もっとも綺麗に見えるこの一枚をピックしました。 雰囲気を伝えることが出来ましたでしょうか?
お正月までブログをアップする事が出来ないかも知れないので、ここで皆さまに「良い お正月を、そして、来年は皆さまにとって素晴らしい一年となるよう、サンディエゴから願っています」...とお伝えしておきます。