作戦決行
以前私の同僚の横領事件?について書いた事がある。微々たる物かも知れないけど、会社から預かっているお金を直接お掃除業者を雇って支払うのではなく、ポケットマネーにして生活費の足しにしている。お陰でオフィスはくもの巣張られ放題だし、ホコリっぽいし、トイレだって私が掃除しないと臭くなる一方だ。かれは相変わらずそれを続けている。(古いブログをコピペしたので読んでみてね) ボスから直接「お金を払っている以上、掃除業者にはきちんと掃除してもらうよう忠告しておいてくれ」...と言われてドキドキしたはずにもかかわらず、依然として変化が見られない。
これがきっと日本で日本人によってされた事であれば、きっとボスの忠告を受けた時点で「あ、バレそう....やばい...ばれる前にきちんと業者を雇おう」とそれまでしてきた"罪"を隠蔽してしばらくまともにしておこうと思うだろうが、同僚にはそう言う気配をまったく感じない。それどころか家族ぐるみのお芝居を未だに続けているありさま。掃除業者が来ると言い張っている金曜日の夜に私は早く帰りたいのをこらえて、業者を見るために居残り残業までした。そして、オフィスで同僚夫婦の茶番劇に付き合う羽目になってしまった。電話に出たら明らかに同僚の奥様の声で「今日掃除のお仕事休ませて下さい」......?? ココまで来ると猿芝居がアッパレとしか言いようがない。ついでに"最優秀主演男優/女優賞"でもあげてしまおう。
私はとうとう決断した。テキサス州支店のボスと親しくしている人に相談して見る事にした。そして、作戦決行、我ながらドキドキしながら密告してしまったのだ。話を聞いてくれたその人は「あー、良くあるんだよねそう言うの」ととても冷静に聞いてくれた。その後はテキサス支店から直接ボスに知らせが入っているはずである。どうなるかは知らないが、まるで私が悪い事をしたかのようにドキドキのギルティーな気分で同僚と仕事をしている。
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