住みたいところが見つかった旅 (Part 1)
日本から友人を招いて、2週間ほどバケーションでカリフォルニア州を堪能してきました。今現在はサンディゴ市に移り住んで2年経ったのだけど、同州内でまともにドライブ、もしくは、旅行をした事がなかったので、カリフォルニア州を知る上で、とても勉強になった旅になったし、 充実した2週間を過ごしたと思う。最近は仕事のほうが忙しくて、日記のほうもなかなかかけなかったりするほど、暇がない状態が続いているので、今回の旅は仕事を忘れるいいチャンスとなった。
今回一緒に旅をした友人はアメリカが始めてとあって、日本で売っている旅行案内本を買って、色々読み調べたようで、行きたいところがはっきりと決まっていた。これは助かる。「どこでもいいよ」と言う返事が一番困るので、行きたいところが分かっていたら、後はこちらで場所と金額の確認と、予約も必要であれば事前にできる。私は州内旅行だったら、私自身暇な隙を見つけていつでもいけるが、今回は友人の為の旅行なので、やっぱり彼女の行きたい所を回りたかったので、リクエスト通りの予定を立てて、友人を迎えた。
サンディエゴは私のアイデアで、行くべきところを案内した。彼女のリクエストではロスアンジェルスとサンフランシスコの旅行と言う事だったので、ロスにはサンディエゴから車で。サンフランシスコまではフライトで往復した。 ロスは行った事が数回あるので、私にとっては"魅力的な場所"ではなかった。友人にも初めから伝えておいた上で、5日間のステイとなった。ロスはまず歴史がない。観光と言うとそれなりの歴史がある場所をまわるもの。だけど、ロスは回れるような歴史がないので、やっぱり遊ぶ場所となる。買い物と、エンターテイメントと、美味しいレストラン! 買い物をする場所は友人のほうがよく知っていた。ロデオドライブの高級ブランド通りを、とりあえず端から端まで見て回った。私は万年貧乏なので、普通なら行かないお店ばかりなのだけど、 私のお金持ちジャパニーズフレンドは、口癖の様に「安いよ」「日本で同じ物が¥XXXするよ」と言って目をキラキラ輝かせて、私の家賃よりも何倍もするかばんを買おうとしていた。もちろん止めに入りましたとも!
ロデオドライブ以外にロバートソン通りと言う、これまた今日本で人気がある(らしい)Kitsonと言うフランドに立ち寄って、Kitson Kidsで店ごと買ってしまうのではないだろうか?と心配になるほど甥と姪へのお土産を買いあさっていた。確かにキュートな子供服がたくさん置いてあって、私もお金があったら妹(7歳)にこれも、あれもと着せたかった。他に買い物に来ていた人たちも、地元のお金持ちマダム風で、彼女たちも結構買っていた。以前ロスに住んでいた友人に聞いてみたところ、このロバートソン通りは普通にハリウッドセレブたちがウロチョロしている場所と言う事だったので、買い物をしない私は、それらしい人ウォッチングに夢中になっていた。ニコラス・ケイジが韓国人の普通のウェイトレスと結婚したように、私はひょっとしたらブルース・ウィルスと結婚できるかも♥と、ルンルン気分でブルースを待っていた。ブルースも、それ以外の有名な人も残念ながらいなかったけど、モデル風な人は何人かいた。
ロデオドライブ近くのビバリー通りや、キャノン通り、カムデン通りにはたくさんの美味しいレストランがある。私はイタリアンレストランの料理の美味しさに、魂を奪われた。良くあるアメリカン・イタリアンとは違って、本格的なイタリアンで、日本人にも合う美味しさだった。私は自分の胃袋の大きさをはるかに超える量のこのイタリアン料理を、死んでしまう直前まで押し込めた。ディナー1回と、ランチ1回をこのエリアのイタリアンで食べた。両レストランとも外にテーブルが出ていて、とても良い雰囲気がでていたし、それぞれのデコレーションもレストランの個性をよく出していた。上の写真はランチを食べたイタリアンレストラン近くで咲いていた、世にもビューティフルなお花。名前は分からないけれど、気品溢れる閑静なエリアにふさわしい美しさだったので、つい盗み撮りしてしまいました。
つづく・・・・
**この旅で行ったレストラン情報は「住みたいところが見つかった旅」シリーズの最後にリストします。カリフォルニアに旅行予定の方はチェックして、行ってみてほしい。