Gody's Diary

Thursday, April 20, 2006

朝食のシリアルと結びつく場所

私は現在夜間と週末にマッサージスクールに通っている。そして、今学期新たに"Hydrotherapy"(水治療法)と言うクラスを取っている。冷たいお水、熱いお水、液体、固体、蒸気と言うあらゆるお水で体内・外の治療に役立てるってな内容なんだけど、教科書の中に早速登場して来たのが"コーンフレーク"でおなじみのケロッグ博士のお兄さん。(写真) 実際にはケロッグ兄弟はもともとSanitarium(療養所)のスタッフで、そこの療養所で出されていたのがシリアル(乾燥した穀物)の走りのような食事だった。兄弟一緒にシリアルの会社を設立後、兄弟でシリアルに砂糖を加える・加えないで口論となって、兄弟絶縁になった。その後弟のWillがシリアル(後のKellogg)カンパニーを設立して、独自のコーンフレークを発明した。これがアメリカンドリームのストーリーだけど、私はシリアルと言うとどうしても思い出される場所がある。

日本の方は知らない人がほとんどだと思うのだが、その場所はワシントンDCにある。博物館になっているその場所は「Hill Wood」(ヒルウッド)と呼ばれている。実はヒルウッドに住んでいたのはMarjorie M. Postと言う女性。彼女の父がCharles William Post -Postumフードの設立者。Dr.ケロッグと同じで療養所の朝食をヒントに独自のシリアルを開発して、億万長者になっちゃった人である。その会社を継いだマジョリーも億万長者。彼女が住んだ家がDCにあるのだ。どこのガイドブックにもなかなか載っていないのが残念なんだけど、これぞお金持ちって言う感じのお家に驚いたことを、「シリアル」と聞くたびに思い出す。お家には彼女が集めた主にロシアとフランスの絵画、家具、宝石、グラスなどが所狭しとディスプレーしてある。当時はディスプレーでもなんでもなく、そんなキラキラの中で普通に暮らしていたんだな~って想像できる。シャンデリアも小さなクリスタルがいっぱいぶら下がっているのではなく、大きな"みかん"ぐらいの大きさのクリスタルの固まりがボンッ、ボンッってな感じでぶら下がっている。落ちてきたら死んじゃうよ~ってな感じで驚かされたことが忘れられないのだ。

私もアメリカンドリームを夢見て日々がんばっている。発明とかは無理そうだけど、人の心を引きつけられるようなマッサージビジネスをしたいと思っている。そんな私にはこう言うヒルウッドのようなアメリカンドリームを伺える場所が、将来の目標に近づける刺激的な場所となる。まるでガイドブックみたいだが、これを読んで興味を持った人はいつか立ち寄って見てほしい。本当に"オーマイガァーッ"って驚くだろうから
Posted by Picasa

1 Comments:

Anonymous Anonymous said...

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10:41 PM  

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