エイズに再び注目せよ
オンラインのNEWSWEEKにHIVについての記事が載っていたので読んで見た。エイズとは最近聞かなくなったと言うよりは、エイズよりバードフル(日本語でなんと呼ぶのか?鳥の感染病?)とか、マッドカウ(闘牛病)などが話題になり、人々の関心を集めていたため、近年エイズからちょっと遠ざかっていた。だから、いったい現状はどうなっているのかと言うとまったくわからなかった。今回の記事を読んでエイズが黒人社会の中で、かなりのスピードで広まっている事が良くわかる。数字で表すと、黒人はアメリカ全人口の13%を占めている。新たにエイズ検査を受ける黒人の(はっきり何人かはわからない)51%がエイズに感染したと結果に出ている。...と言う事は2人に1人は感染している事になる。これは相当大きな数字だ。
まず、なんで黒人社会で特に広がるのかと言う問題は、経済的に余裕の無い人が多くいるので、たとえエイズが恐ろしい病気だと知っていても、コンドームを買うお金をケチって、その日食べたい物を買ってしまう。たしかに、食べるほうが何よりも先というのは当然だろう。あと、色んな性癖を持つ人がいる。誰かれかまわず体の関係を結ぶ人も多くいる。感染が広がる絶好の場所に刑務所がある。刑務所は男性、女性と施設は別々だから、普通で考えると性行為など完全に別の世界の物と考えがちだが、それはまったくの考え違いだ。刑務所ほど一週間毎日のように性行為が行われている場所は無いといっても過言ではない。NEWSWEEKによると、彼らは暇を持て遊んでいるわりに、女性が常にそばにいない。だから、同姓の囚人同士で行為を行う。彼らはゲイではない。皆口をそろえて「僕らは男だ」と言う。この場合の性行為をホモセクシュアルとは呼ばず、サバイバルセックスと呼ぶらしい。性欲を満たすために仕方なく同姓と性行為をしてしまう事。そしてたまに彼女、奥さんが面会に来たときメイクラブする。そこで同姓から移されたエイズを家族や恋人に移すことになる。
エイズといえば昔(10年ほど前)のワシントンポストで記事になったストーリーが衝撃的だったことを思い出す。リンクをつけようと探したけど見つからないので、思い出したことだけ書くけど、とっても美人のアジア人の女の子がエイズをボーイフレンドから移された。と言う事は、信じていた彼氏は他の誰かと浮気をした事になる。そして、浮気相手からエイズを移された。裏切られたうえ、エイズまで移された美しい彼女はやがてこの世の男性すべてを恨むようになる。男性なんて信用できない女性にとって一番の敵だと。男性に仕返しを考えた彼女は、ありとあらゆる男性とベッドをともにした。しかも、ベッドをともにする男性からしてみれば、とても美しい女性と無料でセックスができるとあってみんな飛びついた。できる限りの数をこなす事を目標にしていたはずだから、100人とかそれ以上の男性と寝たはずだったと思う。エイズを持ち帰った男性はそれぞれのガールフレンド、もしくは奥様にそれぞれ移す。当時のワシントンDCでエイズ感染に勢いがついた事は間違いない。
この様にいくら信頼している長年のパートナーからでさえ移される可能性があるのだから、常に油断が出来ない事になる。家庭内や、パートナー間で定期的に検査を受けるルールを作るとかしなければならないのだろうか?浮気をしたらこっそりパートナーに報告しないでもいいから、すぐ検査を受けると決めておくとか。エイズと分かっていても、性欲は抑えられないのでガールフレンド/ボーイフレンドが出来ても、内緒でメイクラブを続ける人もいる。分かれても新しいパートナーには内緒を貫く。とても怖い話だと思う。誰も信用できなくなってしまう。やっぱり、自分の身は自分で守らなければならないと言う事ではないか。赤十字などで献血を行うと無料でエイズに感染してるか告知してくれる。それを利用しない手は無いでしょう。皆さんもエイズには十分気をつけて下さいね。
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