住みたいところが見つかった旅 (Part 4)
.....で、いったいどこに住みたいかと言うと、今回の旅の最後に行って来たサンフランシスコです。私が今までアメリカで住むならランキングの1位に選んでいた所はフロリダだった。私は日本の瀬戸内海で育っているので、住みたい所は、海が近いと言うのが絶対の条件に入っているから、フロリダはその点合格だ。 しかも、アメリカの中での唯一の亜熱帯に入るフロリダは、日本とそんなに変わらないと思うほど湿度が高い。それプラス温度も高い。でも、ジメジメサマーには慣れているので、私にとってはそんな事は全然問題ない。しかも、亜熱帯だけあって、フロリダに住む野生動物も、ジャングルにいるようなカラフルな生き物も多くいる。ちょっと怖いけどワニもいる。
フロリダの中でも、マイアミの方まで南下すると、住宅は手が出ないほど高くなる。でも、マイアミのようなリゾートに住みたい訳ではなくて、もっと北の田舎の方に住みたいのだ。同じく海が近いカリフォルニアのサンディエゴに今住んでいるけど、海が近いわりには「塩」を感じない。体が塩気を感じないし、匂いも塩らしくないのだ。その点フロリダは海が見えなくても、海は近いなって分かるほど、塩気が体感できる。私にとっては「これこれ...」と、懐かしさから、本当にホームタウンに帰って来た気分になる。田舎というのも大きなプラス。アメリカはたいがい海の近くに大都会があるか、リゾートがある。 だから、無論海の近くに家を買うなんて到底できない。日本は結構海の近くって田舎だったりして、住んでる人って言うと漁師さんたちぐらいだから、海が見える家に住むってのも可能だ。そこら辺もフロリダと似ている。フロリダはほとんどが田舎だ。しかも、定年したお年よりが多く住む。
住みたいところ第2位はテキサス(ダレス)。テキサスは前から人に色々聞いて、テキサスの人はいい人が多いと言うイメージがある。 しかも、女性の私にとって嬉しいのは、テキサスの男性はアメリカ一、レディーファーストであると言うこと。もちろん変な人もいるだろうけど、平均値は高いこと間違いない。ダレスには以前ちょっと立ち寄った事が合ったので、どういう所か実際に見てきたから、ここなら住めると思った。テキサスにありがちな砂漠、どこを見ても、地平線に砂漠しかない...と言った所ではないダレスは、ダウンタウンから離れて所にいいポイントがある。都会からはなれた場所だけど、田舎過ぎず、都会過ぎずで、買い物にも十分に困らないぐらい物が充実している。ちょうどインターステイト10号線(20号線と続いている)沿いだ。海が近くないところは、利便性と住む人の人柄を重視したいので、テキサスダレスは合格だ。
でも今回サンフランシスコに行って、この場所が第一位に輝いてしまったので、フロリダは今は第二位に繰り下げだ。私はまだ若いので、年を重ねて、結婚もして、子供が生まれて、育てる場所を考えなければならなくなったら、フロリダに引っ越そう。それまでの若い稼ぎ盛りの次期をサンフランシスコで過ごそうと計画を建てている。実行まで一、二年かかりそうだけど、本当にやるのが私なのだ。で、サンフランシスコの魅力とは何だったのか...と言うといくつかある。
第一印象で感じた事は、まず、都会らしい都会であると言うこと。 ここに来て思ったのは、サンフランは第二のニューヨークだ。 アメリカにはいくつも大都会があるけど、都会な割りには、どこに行くにも車で移動しなくてはならない。 買い物に車でとなると、私にとってはその場所は都会ではなくなる。サンフラン(ダウンタウン)は車がなくても、バスか電車もあるし、坂道大変だけど歩いたって良さそうだ。 路面電車があるのも、広島育ちの私には懐かしくてビッグプラス++だ(お値段ちょっと高すぎ)。 それから、建物がヨーロピアン風だったり、色もパステルカラーの建物が多くて、とてもチャーミングでいい。 古い建物も多いみたいで、ニューヨークのようにビルの外側に非常階段が取り付けてある。 それから、住んでいる人がビューティフルだ。 なんか、サンディゴの気性の荒い人たちばかりを見ているからか、都会に住む人ならではが持つ、洗練された雰囲気が感じられた。 これはニューヨークでも、ボストンでも、ワシントンDCでも見る事ができる。 給料のいい仕事がたくさんある=(イコール) 学歴も高い洗練された(Sophisticated) 人たちが多くいる、という事になる。そして、海が近い。 サンフランはビーチがあるのではなくて、船着き場がある港町なんだ。 だから私が育った瀬戸内海と同じ、礒の香りがすごする。 カモメも多く飛んでいた。 Pierと言う船が着く港には、新鮮魚介類が市場で売っている。 これはうれしい。 夏の昼間は暖かいけど、夜が非常に寒い。 夏と冬が一気にやって来たのかと思うほど、その温度差は天地と変わる。 でも、ニューヨークの冬ほど冷たくはならないだろうから、冬も気合で乗り越えられそうだ。
とにかく、陸も海もすばらしいし、海に光る日の出も美しいし、霧深い日暮れも、港町の雰囲気にひと味加えたようなエッセンスとなって、これまたアメイジングだった。 こんなサンフランシスコをどうして住まないでいられます? サンフランのワンダフルポイントは次回またご紹介します。
カメラを忘れたので、今回はインターネットから見つけてきた写真をコピペします。
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