Gody's Diary

Monday, October 02, 2006

収入と仕事ぶり

インターネットのニュースをあれこれ見ていると、MSN.COMに面白い記事が出ていた。 このMSN.COMはいつも「~ベスト10」と言った内容の物ばかりでてくる。 ちょっとした話題づくりや、面白半分で見て見るのにちょうどいいので、時間があるときは覗いて見ることがある。  よく出てくる内容に、「世界の豪華ホテルベスト10」とか、「面白ホテルベスト10」。  「面接で就職を決定付ける、気を付けることベスト10」や、他にも「辞めるべき仕事 10の理由」、「意地悪マネージャーの賢い付き合い方10の方法」などがある。

旅行に関係あるものでは、「世界の買い物天国ベスト10~買い物をするならここ」と言うのが出ていた事があった。 この時はお買い物に興味があった訳ではないけれど、私の中では東京が入っているだろうと確信していたので、それを確かめたくて覗いて見たのだ。  そしたらなんと、東京も、それ以外の日本の都市の何処も入っていなかったのだ。  これには私は納得がいかなかった。  そこには東京が入ってないのに、なぜか私の住むサンディエゴが入っていたから、ますます腹まで立ってきた。 サンディエゴでいったい何を買うの?  私は女性だから、買いたいものというと、やっぱりお洋服とか、靴やバッグ、アクセサリーの可愛い物が一番に頭を過ぎる。 そうすると、これらの可愛い物が多く揃うところはジャポンしかない。 アメリカ人や、外国から来た友人なんかのほとんどの人が「日本の物は何でも可愛い」って言って誉めてくれる。  ナイキやアディダスとかアメリカのブランド品でさえ、アメリカにない物も、日本で探せば必ずあると言われるほど、日本には世界中のものが揃っているのに...だ。  そんな事情が分っているから、そのランキングの結果には納得が出来なかった。  でも、このランキングはちょっとしたお遊び程度の物なので、本気になってMSNにクレームを出すほどでもなかったから、我慢する事にした。  

その他ちょっと馬鹿らしいが、「男が女性に求めることベスト10」(女性が...バージョンもある)と言った、日本の雑誌に出てきそうな内容の物もある。  このようなランキングを得意とするMSNに今日は「アメリカでもっとも高収入な仕事ベスト10」と、「高収入に成長中の仕事20」などが出ていた。  これらの高収入はサラリーのことを言っているので、個人経営でミリオン稼ぐ人が入っているわけではない。  会社からお給料としてもらう平均年収のベスト10です。  これらの内容をご紹介しよう。

まず、高収入ランキング全カテゴリーでは、医者がダントツ1位らしい。 医者を省いた収入ランキングでは、1位は最高責任者で、平均年収はおよそ14,088,000円。 会社の評判も責任者次第。  下の教育やマネージメントが出来ていないと、信頼を失うので、大変な仕事だと思います。  むかし日本で「殿様出勤」と言う言葉がありましたが,アメリカでは上に上がれば、上にあがるほど責任が重大になるばかりではなく、労働時間もペーペー社員の倍になります。 殿様時間のご出勤なんてありえない。  そんな社長はクビです。 2位はパイロットで、13,409,000円。  乗客の命を預かる仕事だから、まじめにしてほしいところですが、アメリカでは平気で遅刻するパイロット多しです。  それによって乗客の乗り換え時間に間に合わなくなる事もあるんです。  こんな人は減給してやっちゃって下さい!  3位は弁護士で、11,059,000円。  弁護士も腕次第みたいなところがありますが、ゴルフばかりやっていて、なかなかアポが取れない事がしょっちゅうです。 お遊びはやるべき事をやってからにしてほしいですね。 その他、 工学/技術者、航空交通管制官、コンピューターシステム 
(エンジニア)マネージャー, マーケティングマネージャー、自然科学マネージャー、 セールスマネージャー、 天文観測者/天文台長となっていた。

やっぱりマネージメントが多いですね。 それだけ責任を負う仕事だし、それに見合うだけの仕事をしているからでしょうね、この給料は。  弁護士は、マネージメントや、命を預かるパイロットなどの責任重大なお仕事よりも、ハードワークから遠い存在だと思うのは私だけでしょうか?  張り切って仕事をする時は「大金」がかかってる仕事って感じがすごくするんですが.....  良心的な弁護士ってあんまり聞きませんよね。   

では、カテゴリーダントツ1位の医者の年収の平均ベスト14は...... 1位は外科医で、その年収はおよそ18,185,000円。 第2位と3位は麻酔医と、産婦人科医で、17,461,000円だった。 続いて口内外科医、内科医、義歯医、歯科矯正医、精神科医、小児外科医、一般医、その他の医者、歯科医、足病医(こんなのあるんですね)、その他の歯科医....となっていました。 医者って儲かるんですね。 サラリーでこれだけもらえれば、独立なんてしなくてもいいのでは?  でも「もっと、もっと」と欲が出るものなのでしょうか?  こんな年収、私はいったい何回生まれ変われば稼げるのでしょう....  でも、一般の私たちからすると、同じ医者でも当たり、はずれがあるから、はずれの医者に高額の治療費を払いたくなかったりする。  むしろ、はずれの医者がこの高収入ランキングに入っていると思いたくはない。  

昔事故でおでこを大きく切った事があった。  アメリカでは救急車のお値段が高いので、映画のキャリーのように、おでこから血をダラダラ大量に流しているにも関わらず、救急車は呼ばずに、友人の運転で、ワシントンDCにあるジョージワシントン大学病院の救急病棟へ向かった。  あまりにも血を流していたので、急いで何針が縫ってくれるだろうと期待して行ったのだが、それは甘い考えだった。  私の前にはすでに20人ほど救急治療を待っている患者がいて、皆がそれぞれ自分の呼ばれる番を待っていたのだ。  「これ、皆救急患者?」  私の目の前に座っていた人は、目から血をダラダラ流していた。  そんな人まできちんと並んで待っていたのだ。 「目から血」は大事なのではないか? 並んで待っている場合ではないのではないか?  そうこう考えていると、自分は血の最後の一滴が流れ出るまでに、呼ばれる事はないのではないかと、不安になって来た。  その時目の前を、一緒にいた友人の、知り合いの看護士が通った。  その看護士が「ここの病院では名前が呼ばれるのは3年後になる」(大げさに)と言うので、私たちは病院を変えることにした。

友人に車を出してもらって、そこから10分行ったところにあるジョージタウン大学病院(クリントンとヒラリーが卒業した大学ですね)の、救急病棟に移動した。  ジョージワシントンから目と鼻の先にあるのに、そこでは誰一人並んでいなかったのだ。 患者は私一人きり。  私が一等で、入って名前や住所などを、用意された用紙に書いてからすぐに手術をスタートしてくれた。  ジョージダウン大学は、ダウンタウンから少し離れた住宅地の隠れた場所にある。  決して、やぶ医者と評判がある訳ではない。  普通の人たちは、ウンタウンから一番近いジョージワシントンに行きたがるんだとか。  あれだけの人が並ぶと、病院側も毎日忙しくて、患者全員の対応に負えていない状態のようだ。  患者に対する接客態度も最悪だった。  救急患者なのに、まるで銀行で預金待ちしている人と同じかのように、「順番です、並んで待って下さい」と言うのだ。   それと比べてジョージタウン大のスタッフと、先生の対応はエンジェルでした。  正直言ってジョージワシントンよりも、ジョージタウンの方が大学ランキングはずっと上で、先生や看護婦の育成もレベルが高い。  女性の私としては、顔の一部だから傷口がどのようになるかが心配だったけど, 綺麗な縫い目で、完璧な仕上がりに満足しました。  ジョージタウンと言うチャーミングな町にある グット クオリティー の病院で、ハイ クオリティー の治療を受け、親切なエンジェル対応が受けれるなら、今度から絶対にジョージタウンに行くべきだな...と思った。 それと少々治療費が高くても、これだけスムーズな対応されて、気持ちが満足になっていると、不思議と「何でこんなに払わなくてはならないの?」なんて思わなくなる。  そう言うものですよね。 

ジョージタウンは映画「エクソシスト」が撮影された町です。 ジョージタウン大学もPart1にでてきます。怖いの大丈夫なら見て見てください。    

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