Gody's Diary

Monday, October 16, 2006

頭皮を守ろう! シャンプーしないプチ実験

実はこの9日間の間に、私は自分を使ってある実験をして見た。 それはここ最近になって再発した悩みを解決するために、短期間だけど可能なことを2つやって見る事にした。 その悩みとは、夏から秋にかかる気温の変化と、ちょうど今ごろから空気が乾燥し始める事によって、体質の変化が起こること。 気温の変化が起こると、偏頭痛が起こったりもするんだけど、これの解決法は見つかっていない。 ただ、サンディエゴに越してきてからは、そこまで冷える事がないので、偏頭痛はそんなに悩みではなくなった。 今回プチ実験をしたのは、乾燥する季節になると頭皮が乾燥するのか、頭が痒くなる事の解決策の為のものだ。  ポリポリ、ポリポリ、毎日掻きむしるから、フケはボロボロでるし、下手したら掻きすぎて血が出ることもある。 痒いのもたまらないけど、フケが肩に積もるのも、みっともないし、毎日洗っているにも関わらず不潔に見える。 私はエチケット違反者にはなりたくない。 

この悩みは大人になるに連れ、体質が変わったと同時に始まった。 シャンプーもだけど、化粧品に対しても、肌がだんだん敏感になり、使える商品の限りが出てきた。 そんな私が踏み切った第一回の実験はちょっと前に行っていた。 まず、市販のシャンプーが使えなくなった。 フケや痒みが起こるのは、シャンプーなどに入ったケミカルが、自分の体質と合わないと言う事が分ったので、まず、人間にとってToxic(有毒)とされるケミカルを調べて、その名前を紙に書いておいた。 そして、シャンプーを買う時にそのケミカルが入っていないかを調べてから、私の知るToxicがまったく入っていない、審査をパスしたシャンプーを探し出した。 調べでToxicとされるケミカルは、市販のシャンプーのほとんどに入っていた。 日本でも同じく表示してあるかは分らないけど、参考になれば.....  それらはSodium Laureth、 Sodium Lauryl Sulfate、MIT(Methylchloroisothiazolinone)、Propylene Glycol...だ。 これらが入っていないシャンプーを見つけたのだ。 それが$25ドル (2981円ー今日現在)もする高級シャンプーだった。 でも、痒みから逃れる唯一の道だと思って、使って見る事にした。 結果は明白だった。 痒みもなくなり、フケもなくなった。 結果オーライと言う事で、このシャンプーをほぼ一年使ったことになる。

そして、一年目たった今ごろになってまた、シャンプーに対して体質がネガティブに反応し始めたのだ。 こうなっては界面活性剤との戦いである。 日本には石鹸シャンプーと言うのがあるらしいが、アメリカにはなかなかない。 近い物ならオーガニックスーパーでナチュラル石鹸を買って、シャンプーとして使う手もあるが、髪がキシキシになりそうだから、他人が進めるやり方を試して見ることにした。 調べて見たら、なんともアメリカらしい方法を見つけた。 それは、ベーキングソーダ シャンプーだ (写真)。  このベーキングソーダ、アメリカでは何処の家庭にも必ずある。 何に使っているのかは人さまざまだけど、ほとんどの人はクリーニングキットとして使っているのではないだろうか? これは濃縮されたソディウム(ナトリウム)で、使用法は色々ある。 お掃除には研磨剤代わりに使えるし、洋服の染み抜きとしてもつかえる。 シミの部分に2日ほどこのベーキングソーダを染み込ませておく。 そして、洗濯機で洗う。  デオドラント効果もあって、ゴミ箱や、靴の中にこのパウダーを撒くだけで匂いを吸収してくれる。 冷蔵庫にいれたり、ペットのトイレ、カーペットの匂いとり、ペットに粉を振り掛けて、ブラシでとくだけのデオドラント ドライシャンプーとしても使える。 歯磨き粉に混ぜて歯を磨くと、殺菌効果にも優れているので、口臭対策にもなる。 洗濯機に洗剤と一緒に入れてもいい。 お水に一つまみ入れて飲んで、「にがり」と同じような使用法をする事もできる。

そんなベーキングソーダをシャンプーとして使うのだ。 使用法はいたって簡単だ。 髪を濡らして、このベーキングソーダの粉を頭皮につけて、直に揉み込むだけだ。 これによって必要な油分は残したまま、頭皮部分の油分のみを洗い流す事ができる。 仕上げはアップルサイダービネガー(お酢)とお水を混ぜた物をリンス代わりに使う。 ちょっとお酢のツーンとした匂いが嫌だったので、ローズウッドのアロマオイルを一滴混ぜて見た。 そしたら、シャンプーしている時はお酢の匂いの方がきついけど、一日髪に残るのはほのかにローズウッドの香りの方だった。 これを試す前日までに、私は痒みに悩まされ、 フケが一日かけてパラパラと肩の上に降り積もって行った。  結果はどうだったかと言うと、まず痒みがパタッと止まった。 フケは多少でた。 でも前日までの量と比べると3分の一にまで減った。  驚いた事は、頭皮の変な匂いがなくなった事だった。 なんか、今までシャンプーの甘い匂いと、頭皮の匂い(自分臭)の混ざり合った匂いが余り好きではなかった。 だけど、まったく何にも匂いがしない、無臭な感じが気に入った。 これはきっとベーキングソーダのデオドラント効果が効いたのだろう。 髪の毛はサラサラとは行かないけれど、指が通る程度で問題ではなかったので、しばらくこれを試して見る事にした。   つづく...

上記写真はアクションカメラマンのゴディー作、シャンプーキット。
アメリカの何処のスーパーでも売っているアーム アンド ハンマー社のベーキングソーダ ホームページです。   http://www.armhammer.com/

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