Gody's Diary

Thursday, October 19, 2006

頭皮を守ろう! シャンプーしないプチ実験 続き

私の友人に、私よりももっとすごい本各実験をした子がいる。  私はその子の事をエコノミカル ガール(お金のかからない子)と読んでいる。  彼女は生まれつきのアレルギー体質を持っていて、シャンプーはもちろん、化粧品、洗剤にしても、何に対しても、肌がネガティブな反応をしてしまう。  これが彼女にとって長年の悩みだったと言う。  彼女もアメリカに住んでいるけど、肌につける薬は、日本にいる時に通っていた皮膚科から出してもらった物を使っていた。  でも、なくなるたびに日本まで薬を取りに帰る訳にも行かないので、彼女はアメリカの皮膚科に行って、変わりの薬を出してもらう事にした。  でも、そのドクターが出してくれた薬は、今まで使っていた薬ほど効果がなく、体の痒みがなかなか引かなかった。  そこで同じドクターに行き、「薬があんまり効かない、どうにかしてくれ」って迫ると、彼女にある提案をしてきた。  それが彼女にとっては実験となり、今では日課となった事だった。 
それは、シャンプー、石鹸、化粧をいっさい日常で使わない実験だった。  化粧は元々する子ではなかったので問題ないけど、シャンプーも石鹸も??  いかにも出来そうにない無茶なミッションのようだが、これ以上痒みと付き合いたくなかった彼女は、すがる思いで実践して見た。  これを実行し始めて今日で2年半がたっている。  彼女はそのミッションをやってのけたのだ。  シャンプーも、体も水のみで洗う。  洗濯は石鹸を必要な部分にだけちょっとつけるのみで、ほとんどが水洗い。  しかも手で洗っている。  その友達いわく、最初の一年は体がベトベトして気持ち悪かったらしい。  でも彼女のドクターに、「今は石鹸やシャンプーなどのケミカルに人間が頼っていて、体がそのケミカルなしでは生きられないように変化してしまっているけど、本来はこれらなしで生きていたのだから、出来ないはずがない。」と言われたらしい。  で、これを続ける事により、ケミカルなしで生きて行ける、人間本来が持つ自然の体質に戻す事ができると言う事だ。  だから、そのお友達はケミカルと言うケミカルをほとんど使わない生活をしているので、もちろん生活の方も経済的(エコノミカル)だ。  体もノン ケミカルにすっかり慣れて、体を水でしか洗っていないのに、夏のベトベトの時期でも、涼しい顔で過ごしている。

私の実験のほうは、最初の3日間はベーキングソーダシャンプーで良かった。  痒みがなくなっただけでうれしかった。  フケは大量に出ていた時と比べると、随分減ってはいたが、多少出ていた。  でも、4日目ベーキングソーダで洗髪後、根元から6センチぐらいが油で髪が重たい感じになって行った。  毛先はしっとり成分をまったく付けていないので、パサパサで指通りも怪しくなってきた。  私がこの実験を試みるきっかけとなった記事には、人によって違うが、慣れるまで1ヶ月から3ヶ月かかるという事だったから、それまで我慢する気でいたけど、やっぱりだんだん泣きそうになって来た。  5日目に一日中考えた事は「どこかにいいシャンプーないかな~」。  やっぱりベトベトとパサパサにさよならしたくなってきたのだ。  痒みもなく、フケも出ないで、ベトベトもしない、サラサラの仕上がりになるオーガニックな安全シャンプーはないものか?  

....で、いくつかのオーガニック専門スーパーでシャンプーを物色し始めた結果、見つけましたよ、これぞオーガニックの神様!女神様を。  それが前回のブログに搭載したベーキングソーダ箱の横に並んで映っている「Burt's Bees」のシャンプーだ。  どのようにオーガニックかと言うと、シャンプーに使用されている成分だ。  ケミカル用語を覗いて、分りやすい名前で言うと(ココナッツ、片栗粉、砂糖の石鹸ブレンド)、(ひまわりとココナッツオイル石鹸ブレンド)、(砂糖エステル)、(野菜グリセリン)、(サトウキビの根と、砂糖)、 (グレープフルーツオイル、オレンジオイル、レモンオイル、みかんオイル、ライムオイル、生姜オイル)、(プチグレン油 / 製油)、(キサン ガム /糖類)、(グルコーズ オキシダント/ ブドウ糖 酸化体)、(ラクトペルオキシダーゼ / 乳化酸化酵素)...となっている。 どうですか? 前回書いたケミカル (Sodium Laurethや、Lauryl Sulfate)なんかが入っていないだけでも合格ラインなのに、自分でも作れてしまえそうな成分で出来ている、優しいシャンプーではないか。 これは肌に合わないはずがない...と思って6日目にやっと使って見た。  

使い心地は普通のシャンプーと変わらず、ベトベト感も取り除いてくれて、パサパサ感も無くしてくれた。  肝心の痒みも現れず、 フケも出なかった。  でも、私としては油の取りすぎが一番良くないような気がするので、7日目はベーキングソーダに戻った。  前日にベトベト油を取り除いたばかりなので、ベトベト感は感じられない。  痒みもない。  パサパサもまだ大丈夫であった。  だから、これからしばらくはシャンプーと、ベーキングソーダを交互に使っていこうと思っている。  様子を見て2日に1回をシャンプーデイにするとか決めていこう。  

このBurt's Beesシリーズはオーガニック系スーパーでは大分前から売っていたが、最近では何処のスーパーや、ドラッグストアーでも見かけるようになった。  私は今回シャンプーを初めて利用したけど、ちょっと前からBody Oilを愛用していた。  これがまたナチュラル成分で出来ているオイルで、レモンの絞り汁の香りがする。  肌に安全なのでBody Oilと書かれていても、私は顔に使っている。  マッサージオイルとしても使っているし、 夜寝る時の保湿オイルとしても使っている。  これを付けて寝ると、次の日お肌がし~っとりとするのだ。  このシリーズはアメリカで増えてきたオーガニック支持派で受け始めて、成功を収めたBurt氏のたま物である。  Burtおじさんはちょっと怪しいルッキングガイだが、私にとっては教祖さま。  ホームページの写真から、自然とお友達って感じがヒシヒシと伝わってくる。  彼の存在が、お肌が敏感な私にとってはとってもありがたいのだ。  彼なしでは、今ごろベトベトガールのパサパサ、ボサボサな 「はじめ人間ギャートルズ」 になっていましたよ。  私と同じような悩みを抱えている人は、テストして見る価値があるかも。  今までテスト、テストで無駄なお金が飛んでいった人も多いと思うけど、ベーキングソーダは200円程度で買えるから、万が一お肌が受け付けない結果に終わっても、クリーニングキットとして、デオドラントとして使い切る事ができる、まさに一石二鳥って訳だ。  Burt's Beesはホームページから商品を見て見て下さい。  商品成分も出ていますよ。  日本でも売っているのかな?  見かけた人は教えてください。

http://www.burtsbees.com/webapp/wcs/stores/servlet/TopCategoriesDisplay?storeId=10101&catalogId=10751 

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